ユーロドル軟調地合い続くも1.10台は維持
28日の東京市場でユーロドルは1.10台で横ばい推移。東京時間19:00現在は1.1015-20レベルでの取引です。新規材料難に加え、新型肺炎の金融市場の反応が一段落し、為替市場を中心にリスク回避の動きがやや弱まっていることもユーロドルの動きを鈍くしています。
序盤の欧州株価指数先物は米株先物がアジア時間に持ち直しの動きを見せたことを受けおおむね上昇して始まっています。
WHOのデドロス事務局長が王国務委員兼外交部長と新型肺炎の対応をテーマに会談し、中国の遺伝子解析のスピードと情報公開を評価、協力を強化する意向を示したこと、王外交部長も感染症に迅速な対応と断固たる対決姿勢を強調し、透明性ある姿勢で国際社会と協力する意向を改めて確認したことも、市場に一定の安心感をもたらしリスク回避の動きを弱めることとなりました。
一方、テクニカルにはユーロドルは引き続きユーロ軟調地合いは変わらず。本日は昨日の安値1.1010こそ更新していないものの、高値も1.1025に切り下げており、1.1000、1.0981等のターゲットも射程圏に入っています。
本日この後は22:30に米12月耐久財受注、24:00に米1月消費者信頼感指数の発表があり、明日までの予定でFOMCが開催されます。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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