NZ第4・四半期消費者物価指数(20/1/23)

明朝NZの第4四半期消費者物価指数が発表されます。

NZ第4・四半期消費者物価指数(20/1/23)

NZ第4・四半期消費者物価指数

明朝NZの第4四半期消費者物価指数が発表されます。市場の予想は以下となっています。

NZ第4・四半期消費者物価指数

(今回発表予想)1月23日13時00分現在

(1)	消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

(1) 消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

(2019年3Qまで、黒い線の右側は今回‘19年4Qの予想値、赤は0%)

今回発表の2019年4Q・CPI予想は前期比+0.4%と減少しますが、これは2Q(+0.6%)と3Q(+0.7%)の反動と思われます。しかしながら、昨年4Qは前期比+0.1%でしたので、前年比での4Q予想は年率+1.8%と拡大します。

また年率ベースの変化を見ると、今回発表の4Qは前年比+1.8%予想で、3Qの+1.5%よりは強くなりますが、下図(2)の中銀インフレ目標値1〜3%の中央値以下での推移がまだ続いています。依然としてインフレを懸念するような状況にはなく、市場の先行き緩和期待を崩すほどの予想とはなっていません。

(2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

(2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

 図は今回予想値を加味(黒い線より右が今回予想値平均、赤い線は中銀インフレ目標値レンジ)

尚、中銀が昨年11月13日に行った金融政策の議事要旨内の記述を一部抜粋しています。
(引用開始)
「金融政策委員会はオフィシャルキャッシュレート(OCR)を1.0%のまま据え置く決定をした。雇用はまだ最大限の水準を維持しており、一方でインフレはまだ目標レンジ内だが、中央値の2%以下のままである。8月の議事以降の経済動向は、今のところ既に緩和基調である状況を変更する正当な理由がなかった。

経済の伸びは2019年央からの減速が続いている。これは弱い企業投資、緩やかな家計支出を反映している。我々は経済成長が年内残りの期間も弱いままであると予想している。引き続き経済の進展を注視し必要とされる行動を準備し続ける。

(中略)

インフレ目標中央値を達成し雇用を最大限にするべく、金利は暫くの間、低水準のままを求められている。我々の使命はインフレと雇用の目標である。もし必要とあれば一段の金融刺激策を行う。」
(引用終了)
(注)NZ中銀金融政策議事要旨は一部を和訳したものであり、詳細は金融政策要旨本文をお読みください。

昨年11月中旬時点では、まだインフレを懸念する状況にはなく、必要であれば追加緩和をする旨記載されています。CPIの年率が中銀の目標中央値である2%を越えてこないと、市場の利下げ期待は消えない感じです。

NZドル米ドルの相場は、10月初旬底値からのサポートが0.6510付近にあります。ここが短期のNZドル高を支えています。また、昨年3月高値からの抵抗線(=現在のサポートとなり0.6550米ドル付近にいます)は一度上抜けていますので、NZドルは強い形になっています。しかしながら12月のNZドル上げが強かった為に、12月末に高値を付けてからポジション調整の局面にいます。このまま0.6510〜50ゾーンのサポートを守りきれば再度12月末高値0.6755狙いになりそうです。逆に下抜いてしまうと短期のNZドル高が終了となります。その際は0.6480付近までの下押しになりそうです。
(1月23日15時00分、1NZドル=0.6590米ドル)
(以上)

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