ユーロドル 1.10台後半で小動き チャート形状は先週末来ユーロ売りに変化(1/21夕)

21日の東京市場でユーロドルは1.10台後半を横ばい推移。

ユーロドル 1.10台後半で小動き チャート形状は先週末来ユーロ売りに変化(1/21夕)

ユーロドル 1.10台後半で小動き チャート形状は先週末来ユーロ売りに変化

21日の東京市場でユーロドルは1.10台後半を横ばい推移。取引レンジは1.1089-99と限られましたが、1.11台を回復することはなく上値の重さを印象づけました。夕刻欧州勢参入後はやや下値を広げ、東京時間18:30現在は1.1087レベルで取引されています。

ユーロドルは先週末海外時間に、冴えない指標と英中銀の利下げ観測にポンドが軟調推移したことにつれ安して下落。更に米指標の改善が追い打ちをかけ21日、200日等の主要移動平均線を下抜けて、一目均衡表の雲の中に沈んでいます。
一旦本日1.1074付近にいる90日移動平均線、あるいは11末安値の1.0981からの上昇の61.8%戻し(1.1080)付近で下げ止まっているものの、中期の上昇トレンドからは完全に下放れ、2019年初からの緩やかなユーロ安トレンドを再確認した形となりました。

そればかりか12月からの動きの中でいつの間にやらヘッドアンドショルダーが形成されており、ネックラインは既に切れかけている状況です。そのターゲットは意外に深く1.0910近辺、そのため90日線、一目均衡表の雲の下限を下抜けてくるとユーロ安の加速の可能性もあり注意が必要です。

そもそも10月以降のユーロの上昇の要因として、ジョンソン英首相のEU離脱に向けた予想外の「快進撃」につれた面も小さくはないため、今後離脱が現実の作業に落とし込まれる中で当然生じてくる英経済への打撃への懸念等による通貨安の反動もそれなりに受けるのは避けられない状況です。

序盤の欧州株価指数先物はアジア株安を受けほぼ全面安。先ほど19:00に発表された独ZEW景気指数は現状、期待ともに事前予想を上回りましたがユーロドルの戻りは1.1100まで。今晩この後重要な経済指標の発表等は予定されていません。

ユーロドル 1.10台後半で小動き チャート形状は先週末来ユーロ売りに変化

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