豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)予想(19/12/3)

2019年12月3日火曜日東京時間12時30分公表予定です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)予想(19/12/3)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)予想

本日豪州中銀からキャッシュレート(政策金利)が発表されます。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(12月3日8時30分現在)
現行0.75%→0.75%と据え置き予想 エコノミストのレンジ幅はありません。

豪州中銀は、10月の会合で0.25%の利下げを実施しました。その後11月は据え置き、今回もエコノミストは据え置き予想で、レンジなしとなっています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)予想

政策金利推移(2019年11月末までと12月予想値…赤いより線右側)


エコノミストの先々見通しは下記となっています。
先々の見通しは前回とほぼ同じで、来年2月(2020年最初の金融政策会合)に利下げを行いますが、レンジ幅の下限0.25%予想が0.50%になっています。その後は0.25%まで利下げを予想するエコノミストもいますが、0.50%で利下げ終了の予想になっています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)予想 2枚目の画像

尚、前回(11月5日開催の議事録要旨)の中銀要旨は下記になっています。要旨全般はほとんど中銀見通しと変わって終わらず、住宅に若干の明るさが出てきており、懸念は個人消費と指摘しています。従い、ここまであまり経済指標は変っていませんが、明日の3QGDPや5日の小売売上高の数値を見て次回の会合での判断になりそうです。

「(一部略)豪州経済の見通しは3ヶ月前とほとんど変わっていない。下半期も弱い感じだが、緩やかな転換点が来ているようだ。豪州経済のシナリオ中央値は今年約2.25%の伸びになり、徐々に成長して2021年には約3%を予想している。低金利水準、最近の減税、進行中のインフラ整備支出、幾つかの地域での住宅価格上げ、資源部門の明るい兆しが成長を支えている。国内の主要な不確実性は消費の見通しである。これは消費支出に重きをなす家計の可処分所得の伸びがあまりに緩やかなためである。その他の不確実性は干ばつや住宅建設サイクルの進展具合である。

雇用は依然強い状態が続いている。労働供給の強い伸びを伴っている。そして労働参加率は過去最大である。失業率は5.25%で堅調に推移している。暫くこの水準でいくと予想され、次第に改善して2021年には5%まで下がると見ている。賃金の伸びは、暫くの間、現状程度の低い伸びに留まると予想している。賃金の伸びが一段と高くなってくればそれは歓迎すべきであり、結果インフレは目標としている2〜3%レンジになる。まとめると、最近の経済指標では、豪州経済がより低い失業率を維持することを示唆している。

最近のインフレデータは大まかに予想通りであり、9月末までのインフレは年率1.7%になっている。中央シナリオではインフレは上がるが、非常に緩やかなものに留まりそうだ。インフレやコアインフレは2020年と2021年には2%に近くづくと予想している。

中古住宅市場が一段と変化しつつある兆候がある。とりわけシドニーとメルボルンである。対照的に、新規住宅関連はまだ下落基調で、住宅借入の伸びもまだ低い。(住宅関連は以下略)

6月以降の金融緩和は豪州の雇用や収入の伸びやインフレの中期目標値入りを支えている。世界経済の進展具合や豪州経済の生産余力の状況を見れば、低金利の更なる持続性が完全雇用やインフレ目標を達成する上で、豪州には必要であると考えるのは理に適っている。委員会は労働市場を含めて今後の進展を注視し、もし経済の持続的成長、完全雇用、あるいはインフレ目標達成のために、一段の金融緩和が必要とあれば行う用意がある。」(以上)

(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。

豪ドル米ドル相場は昨日のシカゴポジション207内のチャートにある、ラインAの上限0.6790米ドルを上抜き、最初の抵抗線0.6810〜20で止まっています。きっかけは夜中24時発表の米ISM製造業景況指数が予想を下回る数値となり、豪ドル買いとなっています。約2週間に亘る目先の豪ドル安トレンドラインを上抜いたことで、0.6860〜70米ドルを狙える位置にきています。
今日の中銀政策金利が据え置きになれば、ショートカバーが入り易い地合いになりそうです。勿論、利下げあればサプライズですので、豪ドル売りになりそうです。

次回金融政策発表は2020年2月4日(火曜日)に予定されています。
(12月3日9:15、1豪ドル=0.6819米ドル)

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