オーストラリア 10月失業率予想
(11月13日13時現在)
(1)就業者数…前回9月はほぼ予想通りの結果となりました。移動平均線は2019年になってからほぼ3万人±1万人程度で推移しています。10月数値も9月と同じ予想になっています。
また、過去4年間の10月(○印)数値はまちまちで、上下極端な年もあります。エコノミストのレンジは狭いので、レンジ外に振れる可能性もあります。
(赤い線はゼロ、○印は各年9月、黒い線より右側は今回予想値)
(2)失業率…9月の結果は5.2%で予想より小幅改善しました。豪州中央銀行も長期では改善傾向を予想していますが、年内の失業率は5.25%を見込んでいるので、ほぼ予想範囲内での推移となりそうです。中銀予想では2021年6月に向けて5%方向の予想となっています。
尚、下図で中央の黒い線は5.6%(急激に改善し始めた地点)に引いています。赤い線より右側は今回予想値です。
豪ドルと米ドルの相場は、月曜日以降は小動きで、0.6800〜0.6940米ドルレンジで推移しています。ここ2日間の動きを見ると、目先は豪ドル弱含み推移になっています。レンジ下限の手前0.6830米ドルにもサポートがあり、切ればレンジ下限トライになりますが、もしここを切れてしまうと豪ドルは0.6760、0.6720〜30米ドルのサポートを試す流れに入りそうです。上値は0.6890、0.6940米ドルに抵抗線が控えています。
いずれにせよ、上記レンジ抜けで新たなトレンドメークの動きに繋がります。
(1豪ドル=0.6843米ドル、11月13日15時00分現在)
オーダー/ポジション状況
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