オーストラリアの8月貿易収支予想
(今回発表予想)10月2日10時現在
過去の推移と3ヶ月移動平均
(2019年7月現在:○印は各年8月、黒線右側は今回8月予想値、緑はゼロ)
前回7月も予想を上回る黒字額となり、青いラインは右肩上がりを続けてきました。
しかしながら、8月予想は60億豪ドルの黒字予想で、移動平均線も若干ながら下向きになっています。2013年以降の7月と8月(上図○印)を比較すると、8月は7月より全て黒字増(乃至、赤字減)となり改善していますが、今回予想通りなら悪化になります。いよいよ米中貿易問題の影響が出てきたのか、今後数ヶ月間の推移を見る必要があります。
またGDPベースで見ると、2018年3Qの月平均は+22.36億豪ドル、4Q+30.73億豪ドル、2019年1Q+50.5億豪ドル、2Q+63.48億豪ドル、3Q+66.34億豪ドルとなり、貿易収支のGDP寄与度は、前期比ベースでほとんどゼロになります。ただし前年比ベースでは296%アップです。
豪ドル対米ドル相場は、昨日のNY時間に0.6673米ドルまでの底値をトライし、現在は0.6710〜15米ドル付近で推移しています。0.6680〜85米ドルのサポートに止められて戻りました。
これで日足ベースでは0.6672〜6688米ドルで4回も止められています。従いまして0.6680〜0.6980米ドルのトレンドラインで先々の豪ドル安は変わりせんが、トレンドラインで1ヶ月後に約40ピップス程度豪ドル安になっても、この0.6672〜0.6688米ドルサポートをこなす必要があります。
一方上値は0.6760、0.6810〜20米ドルに抵抗線があり、後者を越えない限りはトレンドライン上限までの戻り高トライは期待できません。
(10月2日11:11、1豪ドル=0.6712米ドル)
オーダー/ポジション状況
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