ユーロ連日の年初来安値更新 中期下降トレンド割れ(10/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.09割れの水準でじり安推移。

ユーロ連日の年初来安値更新 中期下降トレンド割れ(10/1夕)

ユーロ連日の年初来安値更新 中期下降トレンド割れ

1日の東京市場でユーロドルは1.09割れの水準でじり安推移。夕刻欧州勢参入後に一時1.0879の安値をつけ年初来安値を更新した後、9月ドイツ製造業PMIの改善等にやや反発、東京時間19:00現在はやや戻し1.0895近辺で取引されています。
昨晩の海外市場では発表されたドイツの9月のCPI速報値が前年比+1.2%と事前予想を下回ったことでユーロの売りが加速。節目とみられていた1.0900を割り込みました。その後は小幅反発するも頭は重く、東京時間オープンまでには再び1.09を割り込む水準に下押しされています。

未明に英ジョンソン大統領は24時間以内にEUに示す最終的な離脱案を示すとしていましたが、本日午後になってアイルランドとの国境の両側に「通関センター」を設ける案が提示されたと一部で報道されています。

週末に米雇用統計の発表を控え通常では為替の動きが鈍りやすくなるタイミングですが、ユーロの下値試しが続きます。
テクニカルにはユーロドルは連日の安値更新で今年1月来の緩やかな下降トレンドの下限を割り込み、下値余地が広がっています。ここから先のサポートは2017年1月の安値1.0341からの2018年2月の高値1.2555までの上昇の76.4%戻し1.0864がすぐ近くにある程度で、抜けるとあとは1.0341までほぼ真空地帯が広がります。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
本日この後は22:45に米製造業PMI、23:00にISM製造業景況指数と建設支出の発表があります。また、1:45にはドラギ総裁のギリシャでの講演も予定されており、材料には事欠かない夜となりそうです。

ユーロ連日の年初来安値更新 中期下降トレンド割れ

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