南アランド週報 『米中通商協議再開期待と格下げリスク後退で南アランドは急上昇』(19/9/14)

南アフリカランド・円相場は、週後半にかけて急伸し、一目均衡表「雲上限」を突破しました。

南アランド週報 『米中通商協議再開期待と格下げリスク後退で南アランドは急上昇』(19/9/14)

米中通商協議再開期待と格下げリスク後退で南アランドは急上昇』

今週のレビュー(9/9−9/13)

今週の南アフリカランド・円相場(ZARJPY)は、週初7.215円で寄り付いた後、早々に週間安値となる7.213円まで軟化しました。しかし、@米中通商協議再開への期待感からグローバルにリスク選好ムードが強まると、A格付け会社ムーディーズのアナリストによる「2019年後半の南ア経済は上向くと予測」「南ア債のジャンク債への引き下げは現時点で可能性が低い」との発言も支援材料となり、週末にかけて、8/1以来、約1ヵ月半ぶり高値となる7.452円まで急伸しました。引けにかけて反落するも下値は堅く、結局7.414円近辺での越週となっております。

来週の見通し(9/16−9/20)

南アフリカランド・円相場は、週後半にかけて急伸し、一目均衡表「雲上限」を突破しました。@強い買いシグナルを表す「三役好転」が点灯したこと、Aトレンドの方向性を示唆するボリンジャーミッドバンドを11営業日連続で上回っていること、B強い上昇トレンドを示唆するバンドウォーク(上限)が発生していること、C年初のフラッシュクラッシュ時に付けたチャートポイント7.244円を上方ブレイクしたことなどを踏まえると、南アフリカランド・円相場の上昇モメンタムは極めて強いと判断できます。

ファンダメンタルズ的に見ても、@南アフリカ最大の貿易相手国である中国を巡る懸念(米中貿易摩擦)が和らいでいる他、Aムーディーズによる格下げリスク(※定例格付け見直しは11/1に実施予定)も後退しました。B南アフリカ経済を巡る先行き不透明感や、C国営電力会社エスコムの負債問題など、不安材料は燻るものの、しばらくはリスク選好ムードに下支えされる形で、ネガティブニュースに反応しにくい相場展開が続きそうです。

以上の通り、南アフリカランド・円は、テクニカル的にもファンダメンタルズ的にも「続伸リスク」が警戒されます。9/16に発表される中国の主要経済指標(小売売上高や鉱工業生産)や、9/18の南ア・8月消費者物価指数及び、南ア・7月小売売上高、9/19の南アフリカ中銀(SARB)政策決定会合(※政策金利は6.5%で据え置かれる見通し)、9/18-9/19の米FOMC、9/19の日銀金融政策決定会合などの結果を睨みながらも、来週は8/1高値(7.619円)や200日移動平均線(7.641円)を試す動きを予想いたします。(来週の予想レンジ ZARJPY 7.250ー7.650)

米中通商協議再開期待と格下げリスク後退で南アランドは急上昇』

南アランド円日足

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

2019年の為替相場を予想

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ大統領弾劾の可能性 ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国との関係悪化一段落◎↑
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦で中国景気失速懸念◎↓
    ・ムーディーズによるソブリン格付け引き下げ懸念◎↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る