ニュージーランドドル週報(2019年9月第2週)

NZ/円、上値余地を探る動きが継続中。中期はNZ弱気変わらず。

ニュージーランドドル週報(2019年9月第2週)

NZ/円、上値余地を探る動きが継続中。中期はNZ弱気変わらず。

先週に続き今週もニュージーランドの重要な経済指標の発表はなく、米中貿易戦争への過度な警戒や、イギリスの合意無き離脱の可能性などによりリスクオフに大きく傾いていたポジションの巻き戻しの動きが強まっています。為替市場は円の独歩安となる中で、NZドルは対米ドル、対円で反転、上昇の流れに入っています。一方で70.50割れから新たな下落トレンド入りした流れには変わりなく、71円台を回復して越週しない限り、下値リスクへの警戒も解けない状態です。

チャートを見ると、日足は8/26に66.60を付けた後、9/3に66.67を付け、これを直近安値として下値を急角度で切り上げており、この間に9/5の陽線が短期トレンドに変化を生じさせています。個々の日足は強いものではありませんが、日足の形状が安定しており、大きく崩れにくい状態です。一方で、前述の通り、70.50割れから新たな下落トレンド入りしており、70.50超えの越週か71円台を回復して終えない限り、下値リスクへの警戒も解けない状態です。日足の上値抵抗は69.50-60、70.20-30に、下値抵抗は68.80-90、68.00-10にあります。68円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、67.50割れで終えた場合は再び弱気に変化します。21日移動平均線は67.96にあり、これをしっかり上抜けて短期トレンドは“NZ強気”の流れにありますが、120日、200日線は71.64と73.11に位置しており中期トレンドはまだ弱い状態です。

一方週足は2週連続で陽線引けとなり、底打ち、反転の流れに入っていますが、3月に付けた76.78を起点として上値を切り下げる流れから上抜けておらず、この週足の上値抵抗が71.80-90に、昨年12月に付けた78.86を起点とするレジスタンスラインの上値抵抗が73.60-70にあり、これらを全て上抜けて越週しない限り、上値余地も拡がり難い形です。また、現状下での可能性がまだ低いものの、67円割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は69.60-70、70.40-50に、下値抵抗は68.50-60、67.00-10にあります。31週、62週移動平均線は72.41と73.62に位置しており、中期トレンドは“NZ弱気”の流れに変化は認められません。

NZ/円、上値余地を探る動きが継続中。中期はNZ弱気変わらず。

NZドル/円【週足】:(9/11現在31週移動平均線は72.41に、62週線は73.62にあり、これらを下抜けて中期トレンドは“NZ弱気”の流れに入っている)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

2019年の為替相場を予想

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国との関係悪化一段落◎↑
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦で中国景気失速懸念◎↓
    ・ムーディーズによるソブリン格付け引き下げ懸念◎↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る