米8月消費者物価指数の予想(19/9/12)

東京時間の2019年9月12日、21時30分に発表を予定しています。

米8月消費者物価指数の予想(19/9/12)

米8月消費者物価指数予想

本日21時30分に、米国の消費者物価指数(CPI)が公表されます。
また、欧州の8月消費者物価指数(HICP)は来週18日(水)に予定されています。本日はECBの金融政策の発表あるので、欧米の物価推移がどの様になっているのかを確認しておきます。

米8月消費者物価指数予想

米8月消費者物価指数予想:2019年9月12日10時現在予想

米8月消費者物価指数予想 2枚目の画像

米国消費者物価指数(CPI)前月比ベース推移
(黒い線より右側は今回の予想値、赤はゼロ、緑は0.2%)

チャートは前月比ベース(全体)の推移を示しています。オレンジ色の6ヶ月移動平均線を見ると、2018年末までは下がっていましたが、今年に入ってからはやや右肩上がりになっています。3月の0.4%が全体を押し上げていますが、今回予想通りになると、9月の数値次第ではオレンジ色が再度横這い程度になりそうです。短期的にはインフレを心配するほどではなく、利下げを妨げる内容ではありません。

米8月消費者物価指数予想 3枚目の画像

米(青)とユーロ(オレンジ)のCPI前年比ベースの推移
(赤はゼロ、黒はFRBのインフレ目標値、緑より右は欧米共に予想値)

米国とユーロ圏のCPIを前年比ベースで比較したチャートです。青の米国は2018年末まで下がり、FRBのインフレ目標値を下回ってきましたが、再度横這いまで戻っています。食品・エネルギー除く年率では2.2%(7月)となっているので、果たして現在の米国が利下げ環境にあるのかは疑問が残ります。もし来週に利下げを実施した場合はやはり予防的意味合いが強いと思われます。一方で、欧州は2018年10月以降一貫して下がってきており、CPIを見ると利下げ環境にあると思われます。

ユーロドル相場は昨日のECB金融政策予想内での見方と変わっていません。ECBの金融政策後に1.0950〜1.1130米ドルのレンジをどの方向に抜けていくのかを確認します。トレンドはユーロ安となっています。
ドル円相場は昨年9月高値からの抵抗線が111円40銭〜50銭にあり、ここを抜けて終わらないとドルは中立に戻れません。現在は4月高値からのドル安トレンドが104円10銭〜108円30銭にあります。今週末に108円40銭越えで終わると、ドルは一段の戻り高狙いに入れます。抵抗線としては108円80銭、109円30銭にあります。サポートは107円50銭〜60銭、107円00銭にあり、後者を切ると今回のドル上げが終了します。

現在は円全面安の展開ですが、本日のECB金融政策から始まり、来週のFOMC(18日)、BOJ(19日)、BOE(19日)と続きます。これらの内容次第で波乱が予想されます。
(9月12日13:20 1ユーロ=1.1014ドル、1ドル=108円14銭)

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