ユーロドルじり安推移、夕刻下値を広げる。
16日の東京市場でユーロドルはじり安推移。序盤の1.11台前半から徐々に1.1100を試す展開となりました。その後欧州勢参入後にユーロ売りが一段と強まり、東京時間17:00現在は1.1086レベルと約2週間ぶりのユーロ安水準で取引されています。
昨晩海外市場ではレーンフィンランド中銀総裁が米WSJ誌のインタビューで、9月のECB理事会での大規模な景気刺激策の可能性に言及したことでユーロドルは急落、1.1092の安値をつけていましたが、現在の水準はそれを下回っています。
テクニカルにはユーロドルは一昨日に21日移動平均線を大きく割り込んで以降下落傾向が鮮明となっています。引き続き参加者が限られることから、本日も相場に過熱感は感じられませんが、徐々に8/1につけた2017年来の安値1.1027を意識する流れとなりそうです。
序盤の欧州株価指数先物は米、アジアで主要株価指数が下げ止まった流れを受けてほぼ全面高。本日この後21:30に米7月住宅着工件数及び建設許可件数、23:00にはミシガン大消費者マインド指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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