ユーロドル 乱高下の後1.12台半ばでの動き(7/19夕)

19日の東京市場でユーロドルは前日海外時間から続く乱高下の後1.12台半ばで方向感を失っています。

ユーロドル 乱高下の後1.12台半ばでの動き(7/19夕)

ユーロドル 乱高下の後1.12台半ばでの動き

19日の東京市場でユーロドルは前日海外時間から続く乱高下の後1.12台半ばで方向感を失っています。
昨晩は、ウィリアムズNY連銀総裁が行った講演で「現在のような低金利時代には中央銀行は経済に問題が生じる兆候を発見した場合には迅速に行動するべきだ」と述べたことが7月利下げへの市場の思惑を呼び、一時市場での7月0.5%利下げが8割まで織り込まれる展開となりました。このため深夜から未明にかけて対主要通貨でドルが全面安となり、ユーロドルも1.12台を1.1281まで急上昇。東京時間早朝にも再度上値を試し高値1.1282をつけましたが、直後にNY連銀の報道官が「ウィリアムズ総裁の講演は学術的なもので、FRB政策行動の可能性に関するものではない」との声明を発表すると1.1241まで急落する荒い値動きとなりました。
その後は方向感を失い日中1.1250-70を中心の動きを続け、東京時間18:00現在は1.1250近辺での取引です。

テクニカルにはユーロドルは昨晩からの上昇で一目均衡表の「雲」の上に出て本日1.1287付近の21日移動平均線に一旦頭を抑えられた形です。結局ヘッドアンドショルダーは未完成のまま終了し、ユーロドルの下値攻めは一旦終了、次の材料待ちといった感じとなっています。15:00に発表された6月の生産者物価指数は前年比+1.2%と低調でしたがユーロ相場への影響は限定的でした。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移、今晩この後23:00にミシガン大消費者信頼感指数が発表される予定です。

ユーロドル 乱高下の後1.12台半ばでの動き

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る