オーストラリアドル週報(2019年7月第1週)

豪ドル/円、74円台で一旦底打ちした可能性。中期は“豪ドル弱気”変わらず。

オーストラリアドル週報(2019年7月第1週)

豪ドル/円、74円台で一旦底打ちした可能性。中期は“豪ドル弱気”変わらず。

7/2豪州中銀は市場の予想通り、政策金利(キャッシュレート)を0.25引下げ1.0%としました。中銀の議事要旨によれば、世界経済の先行きに不透明感があるものの、国内の雇用市場は堅調であり、労働賃金の緩やかな上昇が認められると記されており、また、経済見通しにも変化はありませんでした。為替市場は利下げ決定直後に若干値を下げたものの、すぐに買い戻され、豪ドルは対ドル、対円でジリ高に転じています。また、本日発表された5月の小売売上高は前月比+0.1%で市場予想の+0.2%より悪かったものの、為替相場に影響はなく、米中貿易戦争への懸念が後退したことが豪ドルの下支え要因となっています。

チャートを見ると、日足は米中貿易協議の再開決定を好感して週初に76円台前半まで上昇して始まりましたが、上値を追い切れずに小反落しています。一方下値も、74.00近辺の中期的な下値抵抗ポイントを守って上昇に転じており、短期トレンドは一旦底打ち、反転の流れに入っています。
中期トレンドが弱いため急伸にも繋がり難いと見られますが、75.00-10に強い抵抗が出来ており、74円割れで終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。日足の上値抵抗は76.20-30、77.00-10に、下値抵抗は75.00-10、74.50-60にあります。
21日移動平均線は75.11に位置しており、これを上抜けて短期トレンドは“豪ドルやや強気”に変化していますが、120日、200日線は77.71と78.80にあり、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れにあります。

一方直近の週足は高値圏で引ける陽線引けとなり上値余地を探る動きが先行しましたが、76.20-30の抵抗を上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態です。一方で74円台の中期的な下値抵抗を守って陽線引けしており、短期トレンドに変化が生じていることから、再度76円超えをトライする動きが強まると見られます。
週足の上値抵抗は、76.20-30、77.20-30に、下値抵抗は74.60-70、74.10-20にありますが、再び74円割れを見た場合は、短期トレンドが “豪ドル弱気”に変化します。31週、62週移動平均線は77.91と79.80にあり、これらの下に入り込んでおり、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れに変わりありません。

豪ドル/円、74円台で一旦底打ちした可能性。中期は“豪ドル弱気”変わらず。

豪ドル/円【週足】:7/3現在31週移動平均線は77.91に、62週線は79.80にあり、これらを大きく下抜けて、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れに入っている)

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