ユーロドル 週末「雲」下限まで下落後は小動き
週明けの東京市場でユーロドルは小動き。取引レンジは1.1204-24と小幅ながら最近の安値圏で下値を探る動きです。
前週末の海外市場では米小売売上高の前月分が大幅に上方修正されるなど、発表された米指標が比較的好調だったことや、独の10年もの国債利回りが史上最低の-0.27%台に低下したことなどを材料にユーロドルが下落、一時1.1203の安値をつけて越週しています。
本日は東京時間は方向感は無いながら、夕刻一時1.1204と先週末の安値に迫る動きもあり、基本的には下値探りの状況が続いています。
テクニカルにはユーロドルは先週末の下落で一目均衡表の雲の下限1.1208を一時下抜け、本日も下限付近での動き。また、21日移動平均線(1.1219レベル)も近く、ようやく安定的レベルへ回帰した感じです。市場は18-19日に予定されている米FOMC待ち。ただ、結果公表を前に17日(深夜)18日とECBドラギ総裁が立て続けに公に発言の場をもつことから一応注意が必要です。
本日この後21:30にはNY連銀製造業景気指数、深夜2:00にポルトガルのシントラで開催中のECBフォーラムでのドラギ総裁のオープニングスピーチが予定されています。
ユーロドル日足
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