ユーロ下値拡大 メイ首相24日辞任報道、独指標悪化で(5/23夕)

23日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロ下値拡大 メイ首相24日辞任報道、独指標悪化で(5/23夕)

ユーロ下値拡大 メイ首相24日辞任報道、独指標悪化で

23日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方の1.11台半ばから徐々に値を下げ、夕刻欧州勢参入後下げ幅を拡大、一時1.1129の安値をつけ東京時間20:00現在も1.1135レベルの安値圏での取引です。
英タイムズ紙は本日未明、情報源を明らかにしないまま、メイ首相が24日に辞任の意向を表明する見込みと伝えています。また、夕刻に発表された欧州の3月製造業PMIはフランスが改善傾向を見せたもののドイツ、欧州圏は事前予想を下回り前月比も悪化。ドイツのIFO景況指数も悪化と冴えず、ユーロはやや売り圧力におされています。

テクニカルにはユーロドルは本日夕刻の下げで5/3の安値1.1135を割り込み、年初来安値1.1112にあと20pips弱にせまる状況です。現状ではユーロ売りを急ぐ動きはありませんが、1.1112を割り込むと、2017年以来の安値となりチャート上も2017年初の安値1.0341からの上昇の76.4%戻し1.0864あたりしかサポートのポイントが見当たらず下げが加速する可能性があり要警戒です。

序盤の欧州株価指数先物は米中貿易摩擦拡大懸念から、再びリスク回避の流れが強まっていることもありほぼ全面安。
本日この後は20:30にECB理事会の議事要旨が公表される予定である他、米国では21:30 に 新規失業保険申請件数22:45 に製造業PMI、23:00 に新築住宅販売が公表されます。また26:00にはダラスでカプラン・ダラス連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁によるパネル討論会が開催されます。

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ユーロドル日足

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