ニュージーランドドル週報(2019年4月第3週)

NZ/円、上値の重い展開続く。一方向へ動き出す可能性にも注意。

ニュージーランドドル週報(2019年4月第3週)

NZ/円、上値の重い展開続く。一方向へ動き出す可能性にも注意。

4/17に発表されたNZ第1四半期CPI(消費者物価指数)は前期比+0.1%、前年比でも+1.5%と、市場予想の+0.3%、+1.7%を大きく下回り、中銀のインフレターゲット+2.0%にも遠く及ばず、インフレ懸念がないことを印象付けました。為替相場はこれを受けて17日のシドニー市場で、対ドルで0.6770近辺から100ポイント、対円でも75.80近辺から74円台後半まで1円の急落を見ましたが、18日現在では75円台前半に小戻して推移しています。NZ国内の景況感は悪化していませんが、前回の金融政策決定会合では将来の利下げの可能性に言及したこともあり、反発力の鈍い展開となっています。

チャートを見ると、日足は3/28に付けた74.74を直近安値として、反発余地を探る動きが強まったものの、76円の壁を越えられずに再び下落に転じており、上値の重い展開となっています。一方で、日足の下値抵抗ポイントである75.00-10、74.50-60を実体ベースでは守っており、短期トレンドは上値トライの可能性を残した状態です。但し、74.50割れを見た場合は下値リスクが点灯、74.00割れで終えた場合は“NZ弱気”の流れに変化します。逆に76円台を回復して終えた場合は下値リスクがやや後退、76.70-80の抵抗をクリアして77円超えで終えた場合は78円近辺まで上値余地がさらに拡がり易くなります。日足の上値抵抗は、75.70-80、76.10-20に、下値抵抗は75.00-10、74.00-10にあります。21日、120日移動平均線は75.52と75.64にあり、この下に入り込んでいますが、200日線は75.08にありかろうじて守った状態です。

一方直近の週足は小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることや、上値を切り下げる流れからも上抜け切れていません。一方で、下値を切り上げる流れをかろうじて守っており、この週足の下値抵抗は75.10-20にあります。今週は値動きの中でこれを一旦下抜けており、下値リスクがやや高い状態です。75円台を維持出来ずに越週した場合は下値リスクが点灯、74円割れで越週した場合はトレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。今週の週足の上値抵抗は76.00-10、76.50-60に、下値抵抗は75.00-10、74.00-10にあります。31週移動平均線は75.29にあり、若干下抜けていますが“ダマシ”の範囲内です。また、62週線は75.64にありこの下に入り込んで下値リスクが点灯中です。

NZ/円、上値の重い展開続く。一方向へ動き出す可能性にも注意。

NZ/円【週足】:(4/17現在31週移動平均線は75.29に、62週線は75.64にありこれを上抜け切れていない。両者が収縮しており、一方向へ動き出す可能性に要注意)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

2019年の為替相場を予想

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国との関係悪化一段落◎↑
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦で中国景気失速懸念◎↓
    ・ムーディーズによるソブリン格付け引き下げ懸念◎↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る