オーストラリアドル週報(2019年4月第2週)

今週は注目されるオーストラリアの経済指標の発表はありませんでしたが、米中貿易協議の進展期待や中国の景気先行きに楽観的な見方が拡がり

オーストラリアドル週報(2019年4月第2週)

豪ドル/円、レンジ内で揉み合い。一方向へ抜け出す可能性にも注意。

今週は注目されるオーストラリアの経済指標の発表はありませんでしたが、米中貿易協議の進展期待や中国の景気先行きに楽観的な見方が拡がり株式市場も上昇傾向を示したことから、リスク回避的な動きが後退しました。豪ドルは対ドル、対円で上値余地を探る動きが強まりましたが、対ドルで0.7200-10、対円でも80円台に強い上値抵抗が控えており、これを上抜けるほどのエネルギーも感じられません。

チャートを見ると、日足は3/25に付けた77.54を直近安値として下値をゆっくりと切り上げる流れを維持しています。また、78.90に位置する21日移動平均線を上抜けており、これが下値抵抗として働いており、日足の形状は安定して来ましたが、中期トレンドがまだ弱く、78〜80円の揉み合いの域を抜け出し切れていません。80.50超えで越週するまでは下値リスクにも警戒が必要です。一方で下値も、78.90-00、78.50-60にやや強い抵抗が出来ており、78円割れで終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。日足の上値抵抗は79.70-80、80.10-20に、下値抵抗は78.90-00、78.50-60、78.00-10にあります。21日移動平均線は78.90にあり、これを上抜けていますが、120日、200日線は79.59と80.27に位置しており、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れを変えていません。

一方直近の週足は小幅続伸となり、この足が3手前の陰線の値幅を上抜けて終えており、この反動で、今週は週初から上値トライの動きが先行しています。一方で、79.78に位置する31週移動平均線を上抜け切れていないことや、これを上抜けても80.00〜80.50ゾーンに週足ベースで見た強い上値抵抗が控えていることから、80.50超えで越週するまでは下値リスクにも警戒が必要です。一方下値は78.00-10、77.50-60に週足の下値抵抗があり、77.50割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。エネルギーの蓄積が感じられるのでそろそろ一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要でしょう。31週、62週移動平均線は79.78と81.03に位置しており、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れに変わりありません。

豪ドル/円、レンジ内で揉み合い。一方向へ抜け出す可能性にも注意。

豪ドル/円【週足】:(4/11現在31週移動平均線は79.78に、62週線は81.03にありこれらを下抜けて中期トレンドは豪ドル弱気の流れに変わりない。)

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