オーストラリア 2019年2月失業率の予想
(3月20日11時現在の予想値)
発表は3月21日、日本時間9時30分を予定しています。
(赤線はゼロ、○印は各年2月、黒線より右側は今回の予想値)
就業者数…
前回1月は予想を上回る結果となりました。しかしながら移動平均線は2017年以降の緩やかな下向き(チャートのオレンジ色矢印)状態は変わっていません。
豪州の失業率は中銀見通しで4.75%方向まで改善するとの予想になっていますが、米国同様に完全失業率に近い数値になってきているので、就業者数の大きな伸びも期待できる可能性は少なくなってきているかもしれません。
その2月予想値は前回を下回る+1.5万人の増加となっています。
チャート○印の例年2月を見ると、ほとんどゼロ以下になることが多く、年間を通しても冴えない数値になっています。もし季節的要因が働くと、予想レンジ下限のマイナスまで見て置く必要がありそうです。
(中央、黒線は5.6%、赤線より右は今回予想値)
失業率…
1月の結果は5.0%で、昨年11月の5.1%以外は、2018年9月から5%で推移しています。
今回の予想も5.0%です。
相場は0.6930〜0.7120米ドルの豪ドル安トレンドラインをまだ形成しており、このトレンド内にある最初のサポートを切っているので、流れは0.7000〜10米ドル方向狙いになっています。このサポートはトレンドラインよりも大きい0.7010〜0.7220米ドルの3角保合い下限になっています。従い、3角保合い下限切れがトレンドライン下限に向かわせるエネルギーになります。
上値はトレンドラインを上抜けると3角保合い上限の0.7220米ドル方向ですが、既にトレンドラインの上抜けですので、この抵抗線では止まらない可能性が強まり、トレンドライン開始時点の0.73米ドル付近が視野に入ります。
(1豪ドル=0.7073米ドル、3月20日13時50分現在)
オーダー/ポジション状況
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