ランド円ショートコメント(19/3/18)

先週のランドは、弱い経済指標もあって対ドルではドル円以上にドルが底堅く、結果としてランド円は上値が重たい展開となったと言えますが、

ランド円ショートコメント(19/3/18)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、戻り売りが出やすい流れを続けると見て「7.50レベルをサポートに7.80レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは安値が7.67レベル、高値が7.82レベルと予想よりだいぶ狭い値幅で落ち着いた動きとなりました。

先週のランドは、弱い経済指標もあって対ドルではドル円以上にドルが底堅く、結果としてランド円は上値が重たい展開となったと言えますが、それでも月曜安値7.67レベルを金曜に再度トライしても抜けられず、今のところは下がったところでは本邦投資家の買いが出ているように見受けられます。

今週の経済指標はCPIと小売売上高が20日に発表されますが、これらが良ければ反発する芽もありますが、今週も悪い数字となってくると売られる可能性は高いでしょう。しかし、南アフリカの場合、最大の注目は先延ばしになっているムーディーズの格付け発表ですが、29日に発表予定です。格付けが引き下げられてジャンク債になると、ランドの急落に繋がるリスクがありますが、今のところ格付け維持がコンセンサスです。

ただ、予断は許しませんので、南アは29日に向けての動きが注意であるとともに、下値バイアスがかかりやすい地合いは続くでしょう。

4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

ランド円、ドルランド、ドル円4時間足

テクニカルには明確に下降チャンネルの中での動きです。先週は29日に向けて一休みといったところでしょうか。引き続きレジスタンスラインが効いていて今週は7.85から7.80へと降下中、またサポートは2週前の安値7.61で7.60を下抜けると一気に底割れ懸念が出てきます。

今週は7.60レベルをサポートに7.85レベルをレジスタンスとする週を見ておきますが、サポートを下抜けて場合には売りが強まる可能性には注意が必要です。

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