ユーロドル好調な米指標で下落後様子見
6日の東京市場でユーロドルは1.13挟みでの小動き。
昨晩発表されたISM非製造業指数が予想外に好調だったことからドルが主要通貨に対して買われた動きを受け、ユーロドルも昨晩深夜過ぎに1.13を割り込みました。
その後は1.13近辺での小動きが東京時間まで続き、東京時間のレンジは1.1290-1.1309と文字通りの1.13挟み。夕刻欧州勢参入後も大きな動きは無く17:30現在は1.1307レベルでの取引です。
昨晩はECB理事会での経済見通し下方修正や、主としてイタリア、スペイン等の金融機関向けとされる資金支援オペレーション再開議論を警戒してユーロが弱含んでいたところに、米経済指標の意外な好調さが追い打ちをかけた形ですが、本来明日のECB理事会をクリアするまでは積極的には動きにくい場面。ユーロドルは今晩のところは様子見が続きそうです。
テクニカルにも21日線を大きく割り込んでやや上値は重いものの、絶対水準としては特に目新しいレベルでもなく、ユーロドルは引き続き中期膠着レンジの中です。ただ、今晩も米国サイドはMBA住宅ローン指数、ADP雇用統計、貿易収支等の経済指標の発表があり、週末雇用統計前とはいえ、何かのきっかけでドル買いが強まり、ユーロドルが1.1250を割り込む動きとなった場合にはやや下値の警戒が必要です。序盤の欧州株価指数先物は、このところの米株の失速を受け全般的に弱含み。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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