ユーロ反落 トランプ発言での「窓」全埋め(3/4夕)

週明けの東京市場でユーロドルは1.13台後半の動き。

ユーロ反落 トランプ発言での「窓」全埋め(3/4夕)

ユーロ反落 トランプ発言での「窓」全埋め

週明けの東京市場でユーロドルは1.13台後半の動き。
週末にトランプ大統領がFRBの金利引き上げ姿勢を再び批判、加えて「強すぎるドルは望んでいない」とも発言したことから、週明けのユーロドルは先週末の終値1.1365から上方向に窓を開け1.1388で取引が始まりました。
しかしながら、東京時間には米長期金利の高止まりもあり、じりじりと値を下げる展開となり、昼頃には「窓埋め」も完了。夕刻欧州勢参入後は下げ幅を広げ、東京時間17:30現在は1.1335近辺で本日安値を更新中です。

金曜海外時間に発表された直近2月の米製造業PMI、ISM製造業景況指数、ミシガン大消費者信頼感指数はいずれも予想値にとどかず、米景気の先行きに不透明感を残した形となりました。
ユーロドルは強まるドル売りに深夜過ぎに再び1.14台に乗せましたが、終盤にかけては1.13台半ばに値を下げて越週しています。今週7日にECB理事会を控え、こちらも決して順調とは言えない欧州圏の景況感に鑑みれば、一方的なユーロ買いともなりにくく週末のポジション調整が入ったものと思われます。

7日に予定されているECB理事会では、経済の先行きに対する見通しをさらに変更させるのかが注目される他、1月の理事会でスタッフに検討が指示された、新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の実施を巡る議論が焦点の一つとなりそうです。

ユーロドルは夕刻の下落で本日1.1342付近の21日移動平均線がらみの動きとなっています。テクニカルには今晩は21日線、90日線との位置関係に注目です。

序盤の欧州株価指数先物は米中貿易協議への楽観よりほぼ全面高の様相。今晩この後19:00 にユーロ圏1月生産者物価指数、24:00に米12月建設支出の発表があります。

ユーロ反落 トランプ発言での「窓」全埋め

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る