豪州政策金利の予想(19/3/4)

2019年3月5日火曜日東京時間12時30分公表予定

豪州政策金利の予想(19/3/4)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

明日の東京時間12時30分に豪州中銀からキャッシュレート(政策金利)が発表されます。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(3月4日14時50分現在)
現行1.5%→1.5%で据え置き予想 エコノミストのレンジなし(全員1.50%)

今回も全く無風です。エコノミスト全員が1.5%(予想レンジ幅なし)の据え置き予想になっています。
2016年7月(1.75%→1.50%)に利下げ実施以降、31ヶ月連続の現状維持となります。

また、エコノミストの先々見通しは若干下方に修正さています。
2020年1Qと2Qのレンジ上限が前回の2%⇒1.75%に下がっている程度です。
先々の世界経済鈍化予想や中銀の2月金融政策要旨(下記ご参照)に呼応しています。
レンジ幅縮小により、少なくとも来年央まで現行の1.50%の政策金利が継続しそうです。暫く中銀の要旨でニュアンスの変更を嗅ぎ取っていかねばならない展開になりそうです。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

尚、前回(2月4日開催の議事録要旨)の中銀のインフレ見通しは下記になっています。

「…インフレは低く、安定している。2018年通して、CPIインフレは1.8%、コアインフレ
は1.75%だった。コアインフレは今後2〜3年で上昇していくと予想している。おそらく、以前予想していたよりも少し長く時間がかかり、緩やかになると思うが。コアインフレの最もあり得るシナリオでは、2020年に2%〜2.25%になると予想している。通常のインフレは目先下がると予想している。これは原油価格下落の影響である。」

としており、前回はインフレ上昇時期を先送りしています。
中銀の議事録要旨は大きな見通しに変化なしで相場の材料視はされないと思います。
尚、6日に豪州・第4四半期GDPが公表され、この数値の方が材料視されそうです。

次回金融政策発表は2019年4月2日(火曜日)に予定されています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 2枚目の画像

政策金利推移(2018年2月末まで)

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