ランド円ショートコメント(2019/3/4)

先週のランドは、エスコム分割案と予算演説と重要なイベントを経過したことや、米中通商協議の進展思惑が南ア最大の貿易相手国である中国にとって良い

ランド円ショートコメント(2019/3/4)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、底堅い動きを想定し「7.80レベルをサポートに8.10レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは安値が7.86レベル、高値が8.04レベルと予想より狭いレンジながらも底堅い動きでの取引となりました。

先週のランドは、エスコム分割案や予算演説と重要なイベントを経過したことや、米中通商協議の進展思惑が南ア最大の貿易相手国である中国にとって良いニュースであるとの判断から週初は買いが先行して8円の大台を回復しましたが、上がったところではまだまだ売りたい向きが残っていることや、今月末に発表予定のムーディーズ格付け等もあって週末は安値引けとなりました。

今週は、指標関連では5日にGDP、7日の経常収支あたりが注目材料ですが、引き続き米中間の交渉進展も油断せず見守る必要はあるでしょう。それ以外では目立ったニュースはありませんので引き続きテクニカルの観点から上値が重たくなりやすい週が考えられます。

いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

今週のラインはレジスタンスラインが年初来高値と先週高値を結んだライン、サポートラインが昨年末安値と2週前安値を結んだラインとなっていますが、ちょうど現在の水準7.90はそれらで挟まれたもちあいの中心レートとなっています。

今週もこの中心レートから大きくは外れないものの8円の大台がレジスタンスとなってくることを考え、7.75レベルをサポートに、8.05レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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