ニュージーランドドル週報(2019年2月第4週)

ニュージーランド経済の足元はしっかりとしていますが、世界経済の先行きに不透明感があるためNZ/円は緩やかな上昇に留まっています。

ニュージーランドドル週報(2019年2月第4週)

NZ/円、上値余地を探る動きが継続中。上値トライにも限界か。

25日に発表されたNZの第4四半期の小売売上高は、前期比で+1.7%と予想(+0.5%)を大幅に上回る好結果となりましたが、市場の反応は鈍く、僅かな上昇に留まりました。マーケットは米中貿易協議の行方、中国やアメリカの経済指標などに照準が向けられていますが、不確実性の高いBrexit交渉からも目が離せない状況です。ニュージーランド経済の足元はしっかりとしていますが、世界経済の先行きに不透明感があるためNZ/円は緩やかな上昇に留まっています。


チャートを見ると、日足は小反落を繰り返しながらも下値をゆっくりと切り上げる流れを維持しています。この間に75円台前半で収束する短・中期の移動平均線を上抜けており、短期トレンドは75円割れで終えない限り、“NZ強気”の流れにあります。一方で、中期トレンドはまだ弱く下値リスクを残した状態にあるので77.00超えから厚くなる上値抵抗を一気に上抜けるにも無理がありそうです。日足の上値抵抗は76.50-60、77.00-10、77.30-40に、下値抵抗は75.60-70、75.00-10にあります。21日、120日、200日線は75.39、75.12、75.14で収束しており、短期トレンドをサポートしています。

一方週足は、寄せ線に近い形の足で終えていますが、下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となっています。一方で12月の第3週の大陰線が中期トレンドに変化を生じさせており、78円超えで越週するまでは下値リスクへの警戒も解けません。今週の週足の上値抵抗は、77.00-10、77.40-50に、下値抵抗は74.80-90、74.00-10にあります。31週移動平均線は74.84に位置しており、下値抵抗として働いていますが、これを割り込んで越週した場合は下値リスクが点灯、74円割れで越週した場合は再び“NZ弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなります。62週線は76.15にあり、今週の上値トライでもこれを上抜け切れずに押し戻されており、下値リスクを残した状態です。

NZ/円、上値余地を探る動きが継続中。上値トライにも限界か。

NZ/円【週足】:(2/27現在31週移動平均線は74.84にあり、短期は強気転換の可能性が点灯中。また、62週線は76.15にあり中期トレンドはNZ弱気の流れから抜け出していない。)

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