ユーロドル アジア時間はじり安(2/27夕)

27日の東京時間にユーロドルはじり安推移。

ユーロドル アジア時間はじり安(2/27夕)

ユーロドル アジア時間はじり安

27日の東京時間にユーロドルはじり安推移。
昨晩の海外市場では英国のメイ首相が、議会に対しEU離脱期日の延期を容認する姿勢を示し、当面の合意なき離脱が回避されるとの安堵感からポンドが上昇、ユーロも遅れて連れ高となり、NY時間に一時1.1403の高値をつけました。昨晩注目されたパウエルFRB議長の議会証言での引き続きのハト派トーンに米長期金利が低下したことも、ユーロドルをサポートしました。

本日東京時間、ユーロドルはじり安に推移し、夕刻にかけ1.137台まで徐々に値を下げる動きとなりましたが、夕刻欧州勢参入後は値を戻し、東京時間18:30現在は1.1390近辺での取引です。

テクニカルにはユーロドルは21日移動平均線、日足一目均衡表の基準線、90日移動平均線等のレジスタンスを上抜け一時約3週間ぶりの高値をつけたものの、一目均衡表の「雲」に上昇を阻まれた格好。
ただ、絶対水準的には引き続き中期膠着レンジの中央付近にあることは変わらず、このまま上昇のモメンタムを継続するためには1.14台半ばの雲の上限を上抜ける必要がありますが、今のところそこまでの勢いは感じられません。
序盤の欧州株価指数先物はユーロ高の中、ほぼ全面安。本日この後19:00にユーロ圏の2月消費者信頼感指数確報値、22:30に米卸売在庫、24:00米製造業受注、耐久財受注の発表があります。本日もパウエルFRB議長が議会証言を行いますが、昨日の議会証言の様子では相当慎重に言葉を選んでいる様子がうかがわれ、大きくトーンを崩すことはないものと思われます。

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