ユーロ メイ首相離脱延期容認報道にも動意薄
26日の東京市場でユーロドルは方向感無く推移。EUからの離脱に関し英国のメイ首相が従来の方針を変えEUからの離脱期日延期を容認する見込みとの報道がでていますが、英国ポンドに買いが入った一方で、ユーロドルに大きな動きは見られませんでした。
ユーロドルは昨晩米中貿易協議進展期待から、円売り、ドル売りが幅広く出回った動きとも歩調をそろえず、1.13台半ばを中心とした動きを継続。本日東京時間も1.1348-68と本日も狭い値動きに終始、欧州勢参入後も大差ない動きの中東京時間18:30現在は1.1355-60レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは本日1.1358付近の21日移動平均線に絡む動き。21日線が徐々に値を下げていることにより頭を抑えられる動きからやや変化しています。
ただ、全体の構図は大きく変化しておらず、ユーロドルは中期膠着レンジ中央付近で転換線と基準線に挟まれて落ち着いた動きが継続しています。
為替市場は今晩と28日0:00(訂正×深夜)に予定されているパウエルFRB議長の議会証言を前にやや様子見となっている模様。
今晩は他にも住宅関連指標や、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数等、最近不冴えが目立つ米景況感を示す指数が発表され、注目されます。
パウエルFRB議長の議会証言本日は上院銀行委員会で23:45より開始される予定です。
アジア株の失速を受け序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安の様相です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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