NZ2018年第4四半期小売売上高
結果:1.7%(← 予想+0.5%)、3Qは当初の0.0⇒0.3%の上方修正
NZ小売売上高は予想を大きく上回る数値となりました。
3QGDPも上方修正され、この分を加味すると2四半期分2.0%のプラスになりました。
前期比ベースで最大の上昇要因は
となっています。
一方で、最大の下落要因は
で、マイナス項目は4つのみでした。
下図では2017年以降、冴えない数値が続いていましたが、移動平均線も久しぶりに1%近くまで回復してきました。GDPの60%を占める個人消費の改善はNZ経済にとっては好材料となります。
小売売上高推移(青:四半期推移、オレンジ:3期移動平均、緑:ゼロ、赤:1%)
指標の発表前にNZドル/米ドルは0.6840〜45米ドル付近で推移していましたが、発表後に20ピップス上がり、その後もNZドル買いに高値0.6883米ドル付近までありました。現在は高値から15〜20ピップス下がっています。
久しぶりの好数値でしたが、レンジを抜けるだけの買いには繋がらなかったようです。2018年第4四半期GDPは3月21日に発表されます。
尚、相場動向についてはシカゴポジション167をご覧ください。
(1NZドル=0.6868米ドル、2月25日16時20分現在)
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先週のレンジは0.6758〜0.6893米ドルとなり、依然として0.6692〜0.6922 米ドルの3角保合い内で収斂しています。
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