オーストラリア 1月失業率結果
2月21日、東京時間9時30分に発表されました。
結果は下記のとおりです。
1月の豪州失業率は、就業者数が予想を上回り、失業率は予想通りになりました。
さて就業者数からみていくと、
1月の就業者数は前月より3.91万人増で、予想(1.5万人増)を大きく上回りました。
12月は前回+2.16万人⇒+1.69万人と下方修正されています。
この分を加味すると今回は実質+3.44万人となりますが、それでもエコノミストの予想レンジ上限より大きく越えています。内容的にもフルタイムが大幅増加し、パートタイムは減少で、良好な数値になっています。2019年最初の雇用数値としてはまずまずと言えそうです。
また失業者の分析は
1月の失業者は6,600人増加しました。
内訳はフルタイム希望が2,700人増(12月は9,500人減)となりました。
失業率は5.0%⇒5.0%で横這いでした。
また、労働参加率は0.1%改善し65.7%となりました。
月間全労働時間は660万時間増加(12月は130万時間増)し、17億6640万時間となりました。但し、12月の総時間は17億5980万時間でしたので、12月分は上方修正されました。
失業率は横這いでしたが、チャートをみても過去の最低水準に近いところで横這いになっています。
赤い線は失業率5%に合わせています。
豪ドル米ドル相場は、発表前に0.7160〜65米ドル付近で推移していましたが、好調な数値に瞬間0.7207米ドルまで買われました。短期的な豪ドル高トレンド0.7110〜90米ドルの上限を瞬間越えましたが、直ぐに反落してヒゲだけ抜けた形になっています。このラインは現在0.7115〜95米ドルにあります。ここを上下に抜けるようだと、日足の3角保合い0.7070〜0.7255米ドルへの動きになります。
(1豪ドル=0.7160米ドル、2月21日14時00分現在)
オーダー/ポジション状況
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