ドル円続落 株安、住宅指数が重し(11/20朝)

19日の海外市場でドル円は続落、前週末に米長期金利の低下から大きく下げた流れを受け、

ドル円続落 株安、住宅指数が重し(11/20朝)

ドル円続落 株安、住宅指数が重し

19日の海外市場でドル円は続落、前週末に米長期金利の低下から大きく下げた流れを受け、節目と見られていた一目均衡表の雲の上限(昨日112.89レベル)や10月26日からの上昇の半値戻しの水準(112.79)も割り込み、東京時間7:30現在は112.55レベルでの取引です。

この日も米株式市場が軟調でNYダウが序盤から下げ一時下げ幅が500ドルを上回り、市場にリスク回避の動きが強まったこと、昨晩発表されたNAHB住宅指数が16年8月以来の低水準となったことなどがドル円の売り要因となりました。昨晩はまたビットコインが約一年ぶりに5,000ドルを割り込むなど仮想通貨の下落が続いたこともリスク資産への選好を弱めました。

一方NY連銀のウイリアムズ総裁は講演で金利はまだ非常に低いとして、非常に力強い経済を背景に幾分金利を引き上げるだろうと述べ、利上げサイクル継続を示唆しましたが、前週末来のFRB高官発言による利上げ打ち止め前倒し観測払拭にはいたらず、積極的なドル買い材料とはなりませんでした。

ドル円は昨晩の下落で21日移動平均線を下放れ、日足の一目均衡表の雲の中で推移しています。当面は雲の上限112.80-113.00、雲の下限112.17との位置関係に注目です。
ただ、今週は週末にかけ日米の祝日から市場が薄くなる中で、このままリスク回避の動きが強まると、特に円高方向への急激な動きには警戒が必要です。

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