シカゴポジション(CME)154
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
シカゴの豪ドルポジションは先週に続きネットショートを6,700枚減らしてきました。内訳はロングを2,000枚減らし、ショートも8,700枚減らしています。
総枚数では約10,700枚減少し、2週間合わせて17,700枚も減らしました。総枚数ではかなりポジションが軽くなりましたが、まだネットショートのポジションが大きいと思われます。過去のパターンでは3万枚程度がどちらにも動き易い枚数かと思います。下のチャートを見ると、終値ベースのチャートでは、2週前と比較して小幅豪ドル安になっていますが、シカゴ締め日の翌日(14日)から110ピップス以上も豪ドルは上げているので、この間にかなり豪ドルショートを買い戻している可能性があります。
その豪ドル/米ドル相場は、日足でここ4連続陽線となり豪ドル上げが早いので、目先は少し調整する可能性あります。
しかしながら今年2月からの豪ドル安トレンドラインを上抜いているので、トレンド開始時のサポートレベルだった0.78米ドル付近までの戻り高値があってもおかしくない状況になっています。サポートは0.7260〜70、0.7210〜20米ドルにあり、後者が強くなっています。このサポートを維持している限り、まだ上値トライ先行の目を残しています。この場合の抵抗線として、0.7330、0.7360〜70米ドルに控えています。後者の抵抗線を越えて終われば、一段の0.7480〜90米ドルを狙える位置にきます。
シカゴはまだ豪ドルショートをかなり保有しており、しかもこれから年末も押し迫るので、時間経過となれば豪ドル買戻しの可能性が高くなると思われます。シカゴは押し目で買い戻しするのか、ストップ付けさせられての買い戻しになりそうです。
(1豪ドル=0.7315米ドル、11月19日15時40分現在)
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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