ユーロドル1.15台後半で方向感無く推移
16日の東京市場でユーロは1.15台後半の狭いレンジで方向感無く推移。
夕刻欧州勢参入後はややユーロが強含み1.16に迫る局面もありましたが、1.16手前で反落東京時間18:30現在は1.1570-75レベルで取引されています。
本日は日経平均、ハンセン指数等アジアでの株価指数が切り返したこともあり、欧州株も序盤は下げ止まる気配ですが、イタリアの財政問題に関する懸念は払拭されておらず、また、夕刻発表となったドイツの10月ZEW指数は現状期待とも市場の期待を大幅に下回る結果となったこともあり、ユーロの頭は重いままです。
テクニカルにもユーロドルは1.1610の21日移動平均線と1.1546を下限とする日足の一目均衡表の雲にはさまれて膠着感が強まっており、EU首脳会談における英国のEU離脱問題やイタリアの財政問題の行方を見極めるまで大きな動きはとりにくそうです。
本日この後米国では22;15に9月の鉱工業生産および設備稼働率の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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