ユーロ世界同時株安に方向感無し(10/11夕)

11日の東京時間にユーロドルは強含み。一時1.1572まで上昇した後方向感を失って東京時間19:00現在は1.1560レベルで取引されています。

ユーロ世界同時株安に方向感無し(10/11夕)

ユーロ世界同時株安に方向感無し

11日の東京時間にユーロドルは強含み。一時1.1572まで上昇した後方向感を失って東京時間19:00現在は1.1560レベルで取引されています。

米長期金利の急上昇に始まった米国発の株価の調整は、昨日NYダウが800ドル超急落する事態となりました。この動きは長期金利が3.15%台まで低下した本日アジア時間帯にも収まらず、日経平均が一時1,000円を超えて下落した他、香港、中国、韓国、台湾等主要なアジアの株式市場では軒並み3%から6%の株価指数の下落を見ています。
欧州時間帯に入って19:00現在、欧州の株価指数は概ね1-2%下落しており、株価の負のスパイラルは地球を一周してなお終息の気配を見せていません。

予想以上の株価の調整の深さに、為替市場は全般的に消化不良気味。昨晩、主要通貨に対してドルは全面安となりましたが、本日のアジア株安には「リスク回避の円買い」が機能せずドル円は下げ止まり、ユーロはイタリア問題や欧州株の下落を無視して上昇するなど、ポジション解消とみられる動きが主体で方向はバラバラです。

トランプ米大統領は10日、米株式市場が大幅安となったことを受けて「FRBは狂ってしまった。金融を引き締めすぎだ」と述べ、FRBによる利上げを批判しましたが、明らかに筋違い。各市場で積み上がったポジションに少し大きめの調整が入ったと考えるのが今のところ妥当だと思われます。

本日この後は21:30に9月の米消費者物価指数の発表があります。きわどい局面での重要指標の発表が株価のさらなる下落を誘発するのか、あるいは逆に反発のきっかけとなるのか注目されます。市場の事前予想はヘッドラインは前回+2.7%を下回る前年比+2.4%ですが、食品エネルギーを除くコア部分は前回+2.2%をやや上回る+2.3%。
また、その前20:30には前回9/12-13開催のECB理事会の議事要旨も公表される予定です。

ユーロ世界同時株安に方向感無し

ユーロドル日足

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