オーストラリアドル週報(2018年10月第2週)

オーストラリアは緩やかな景気拡大基調を維持していますが、10日の海外市場で米国株式相場が急落した流れを受けて、リスク回避の動きが強まり、

オーストラリアドル週報(2018年10月第2週)

豪ドル/円、短・中期ともに豪ドル弱気の流れ。一段の下落リスクに注意。

オーストラリアは緩やかな景気拡大基調を維持していますが、10日の海外市場で米国株式相場が急落した流れを受けて、リスク回避の動きが強まり、豪ドルは対ドル、対円で大きく値を下げています。米国の長期金利が上昇傾向にあることや米中貿易摩擦への懸念、さらにはVIX指数の急上昇で株式のシグナル売りが出たとも言われていますが、これは定かではありません。米株価の急落で狼狽売りを誘った可能性もあり、当面は落ち着きどころを探るため株価、為替相場ともに上下に振れる展開が予想されます。

チャートを見ると、直近の日足(10/10)は大陰線の出現となり、下値リスクの高い形となっています。また、上値を切り下げる流れの中で、10/4の陰線が9/7に付けた78.69を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインを下抜けており、短期トレンドに変化を生じさせています。短期トレンドは豪ドル弱気の流れにあり、82.30-40の抵抗を上抜けて終えない限り、大きく変化しません。現状は78.80-90に強い下値抵抗が控えており、下げ渋る可能性がありますが、78.60割れで終えた場合は、76〜77円方向への一段の下落リスクが点灯します。日足の上値抵抗は80.10-20、81.00-10に、下値抵抗は78.80-90、77.90-00にあります。21日、120日、200日移動平均線は81.07、81.88、82.93に位置しており、短・中期トレンドは豪ドル弱気の流れにあります。

一方直近の週足は大陰線の出現となり、この足が82円台にあった強い上値抵抗にぶつかっており、この反動で下げ足を速めています。さらに、今週は80.00-10の抵抗も下抜けており、新たな下げトレンド入りの可能性に注意が必要です。80円台を回復出来ずに越週した場合は、78.69の直近安値を下抜けるかどうかをトライする動きへ。さらに78.50割れで越週した場合は76円方向への新たな下落リスクが生じます。今週の週足の上値抵抗は80.20-30、81.80-90に、下値抵抗は78.70-80、76.60-70にあります。31週、62週移動平均線は、81.80と84.24にあり、これらを下抜けた位置で推移しており、中期トレンドは豪ドル弱気の流れにあります。

豪ドル/円、短・中期ともに豪ドル弱気の流れ。一段の下落リスクに注意。

豪ドル/円【週足】:(10/10現在31週移動平均線と62週線が81.82と84.24にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の流れに変化が認められない)

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