オーストラリアドル週報(2018年9月第2週)

豪ドル/円、豪ドル弱気変わらず。下値余地も限られる可能性。82円超えの越週で短期トレンドに変化。

オーストラリアドル週報(2018年9月第2週)

下値余地も限られる可能性。82円超えの越週で短期トレンドに変化。

9月13日に発表されたオーストラリア8月の失業率は5.3%と市場の予想通りでしたが、新規雇用が+4.4万人と事前予想の+1.8万人を大幅に上回る好数値となりました。為替市場はこれを受けて豪ドル買い動意が強まりましたが、短期トレンドを変えるほどの大幅上昇には繋がっていません。為替市場は引き続き米中貿易摩擦問題、新興国通貨の動向に注意を払う動きとなっていますが、過度な警戒感はやや後退しています。

チャートを見ると、日足は9/7に付けた78.69を直近安値として反発に転じており、上値余地を探る動きが見られますが、7/19に付けた83.93を直近高値として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、この日足の上値抵抗は81.00-10にあります。これを上抜けて終えれば日足の形状が改善して下値リスクが若干後退しますが、中期トレンドが弱い状態にあるので豪ドルの急伸にも繋がり難いと見られます。日足の上値抵抗は80.50-60と81.00-10に、下値抵抗は79.00-10にあります。21日、120日、200日移動平均線は80.45、82.12、83.49に位置しており、短・中期トレンドともに豪ドル弱気の流れにあります。

一方週足は、2週連続陰線引けとなり、上値を切り下げる流れを変えていませんが、今週は下値を攻めきれずに反発に転じており、80円超えで越週出来れば前週の下げを取り返すことになり、下値リスクが若干後退して上値余地を探る動きが強まり易くなりますが、1月に付けた89.07を起点として上値を切り下げる流れの中にあり、この週足の上値抵抗が82.00-10にあることから、82円超えで越週するまでは下値リスクが軽減されません。また、これを上抜けた場合でも、8月足が安値引けの陰線で越月していることや、31ヶ月移動平均線が83.23に位置しており、上値抵抗として働く可能性を示しています。今週の週足の上値抵抗は82.00-10に、下値抵抗は78.90-00、78.00-10にあります。31週、62週移動平均線は82.11と84.70に位置しており、中期トレンドは豪ドル弱気の流れに変わりありません。

下値余地も限られる可能性。82円超えの越週で短期トレンドに変化。

豪ドル/円【週足】:(9/12現在31週移動平均線と62週線が82.11と84.70にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の流れにある。)

関連記事

  • ニュージーランドドル(NZD)の記事

    Edited by:橋本 光正

    2018.09.26

    ニュージーランドの8月貿易収支結果(18/9/26)

    NZの8月貿易収支は▼14.84億NZドルとなり、予想を大きく下回る赤字額となりました。赤字幅は過去最大で、輸入が過去最大に匹敵するほどの大きさとなりました。

    ニュージーランドの8月貿易収支結果(18/9/26)

  • 米ドル(USD)の記事

    Edited by:上村 和弘

    2018.09.26

    ドル円 上昇維持しつつFOMC発表を迎える(9/26)

    9月25日夜にはトランプ大統領の国連演説があった。また日米欧貿易相会合等も開かれたが市場が反応するような内容は見られなかった。

    ドル円 上昇維持しつつFOMC発表を迎える(9/26)

  • 米ドル(USD)の記事

    Edited by:編集人K

    2018.09.26

    ドル円113円手前で足踏み(9/26朝)

    25日の海外市場でドル円は113円手前の狭いレンジでの取引に終始。明日のFOMC結果公表を前に様子見気分が強く、高値は東京時間の高値と同じ112.98まででした。

    ドル円113円手前で足踏み(9/26朝)

  • オーストラリアドル(AUD)の記事

    Edited by:橋本 光正

    2018.09.18

    A$シカゴポジション(2018年9月11現在)

    シカゴの豪ドルポジションはネットショートを300枚弱増加しただけの動きに留まりました。

    A$シカゴポジション(2018年9月11現在)

  • オーストラリアドル(AUD)の記事

    Edited by:橋本 光正

    2018.09.13

    オーストラリア 8月失業率結果(9/13)

    8月の豪州失業率は、就業者数が予想を上回り、大きくプラスとなりました。失業率は5.3%と予想通りの結果

    オーストラリア 8月失業率結果(9/13)

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・トルコ危機に伴うトルコエクスポージャー懸念○↓
    ・ユーロ圏の経済指標2018年に入り軒並み悪化○↓
    ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・資源国通貨安再燃の恐れ○↓
    ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国人牧師高速と対米関係悪化◎↓
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・トルコ発金融危機の波及懸念◎↓
    ・18年2Q予想外の景気後退○↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る