ユーロドル三角もちあい下抜け
昨日(8/2)のユーロドルは東京市場でリスクオフのユーロ円の売りがきっかけとなり売りが先行しましたが、この動きによって三角もちあい(トライアングル)を下抜けすることとなりました。
まずは日足チャートをご覧ください。
6月中旬以降のサポートとレジスタンスをピンクのラインで示してありますが、それぞれ安値を切り上げ、高値を切り下げと比較的きれいな三角もちあいを昨日まで継続していました。しかし、上記の通り東京市場からこのもちあいを下抜け、海外市場でじり安を継続したことでサポートを下回っての引けとなっています。
通常、トライアングルはコンティニュエイション(継続)パターンと言われ、それまでのトレンドを再開、継続するチャートパターンとなります。今回の場合、それまでのトレンドは4月下旬から5月下旬までの下げとなり、この流れを継続するとなると材料次第では6月安値を割り込み、これまで底堅かった1.15の大台を下抜ける可能性も十分にありうるパターンと言えます。
雇用統計もありますし、トランプ大統領のドル高牽制発言も気にはなりますが、テクニカルな観点からはユーロドルは、上がっても下がっても売りで対応することが望ましいチャートとなりました。週明けのユーロドル週報でも触れますが、先に現状分析のみお伝えしておきます。
オーダー/ポジション状況
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