トルコ円ショートコメント(18/7/9)

先週の振り返りですが、予想よりトルコリラ安の動きとなりましたが、週後半の動きには強いものが見られ週初の水準へと行って来い、高値圏での引けとなりました。

トルコ円ショートコメント(18/7/9)

トルコ円ショートコメント

先週の振り返りですが、戻り高値を見た可能性のシナリオから「23.60レベルをサポートに先週高値圏にあたる24.25レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは、安値が23.37レベル、高値が24.16レベルと予想よりトルコリラ安の動きとなりましたが、週後半の動きには強いものが見られ週初の水準へと行って来い、高値圏での引けとなりました。

先週のトルコリラは、週初に発表されたCPIが予想を大きく上回り15%を超えるインフレ状態を示したことをきっかけとしたトルコリラ売りで始まりました。リラ円も週初の高値圏24.15から水曜には23.37へと下落しましたが、週後半は下がりきらない動きの中で、イベント(米中間の関税発動、米国雇用統計など)も多いことからポジション調整で買い戻しが入ったという印象です。まさか週初の高値を1銭とはいえ更新しての週末になったというのは意外でした。

ただ、チャートを見ている限りは安値を切り上げる展開となってきましたし、材料的にも本日9日のエルドアン大統領就任は材料とならないでしょうし、NATO軍サミット(11〜12日)に出るトランプ大統領とエルドアン大統領の会談が予定されているようなので、サプライズは無いとは思うものの、今週の注目はそのイベントに集まりそうではあります。

それでは、4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコ円ショートコメント

ここ3週間の動きは明らかに安値を切り上げていますし、週明けの東京ではわずかとはいえ2週前の高値をトライする動きとなりました。どちらかというと、テクニカルに押し目買いが出やすい一週間になるのではないかと思います。今週は23.85レベルをサポートに24.45レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る