ユーロドル 東京時間はじり安
1日の東京市場でユーロドルはじり安推移、明日未明にFOMC結果発表を控えている他、週末の雇用統計を意識すれば今晩米国には重要指標も多く、全般的にはイベント前で動きにくい状況が続いています。
昨晩の海外市場ではドルが全般的に反発する中で、対ユーロではあまり伸びず、ユーロドルは逆に前日の高値を更新し、一時1.1661の高値をつけました。その後は伸び悩み東京時間に入ってからはじり安となり1.1626まで下げました。しかし、夕刻欧州勢参入後は再び反発して日中の下げ分を戻し東京時間16:30現在は1.1645近辺での取引です。
引き続きユーロドルのネックライン(本日1.1674近辺)は固く、チャート的には下方向のリスクが高い中ですが、意外とユーロは底堅く推移している印象です。
今晩のFOMCは終了後の記者会見もなくステートメントが手がかりですが、次回12月のFOMCでの利上げが確実視される中で、今後の金融政策とりわけ来年以降の金融政策へのヒントとなるような内容が含まれるかに注目が集まります。
今晩欧州圏に大きなイベントはありませんが米国サイドは21:15 ADP全国雇用者数、22:45 MarkIt製造業PMI確報値、23:00 ISM製造業景況指数、建設支出、米国週間原油在庫と重要指標が並び波乱含み。FOMCの結果発表は27:00(日本時間明日未明3:00)の予定です。
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