ニュージーランド2017年3Q失業率予想(10/31)

NZの失業率が明日発表されます。四半期毎の公表で前回は8月2日に発表ありました。

ニュージーランド2017年3Q失業率予想(10/31)

ニュージーランド2017年3Q失業率予想

      NZの失業率関連指標(10月31日12時現在予想)

      NZの失業率関連指標(10月31日12時現在予想)

(1)就業者数(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)

(1)就業者数(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)

就業者数の予想は前期比ベースで+0.8%です。前回の2Qは予想を大きく下回るマイナスでしたので、前期比ベースでは依然低空飛行となっています。移動平均線もやっと横這いを維持で、2016年と比較するとあまり芳しい数値ではありません。
また前年比ベースは+2.5%予想で、前回の+3.1%から下がっています。上図みると2016年2Qが一番高いところで、前回の前年比ベースが+3.1%であり、今回は3Q比予想で+2.5%ですから、あまり良くないことが解ります。但し、コンスタントにプラスを維持しているので、絶対値では雇用が増加していることになります。


(2)失業率(黒い縦線より右は今回予想値)

(2)失業率(黒い縦線より右は今回予想値)

失業率はトレンドとして改善傾向を続けています。今回予想値も4.7%と過去約6年間では最低水準までの改善予想になっています。

尚、NZの政策金利発表が来週11月9日(木)に予定されており、今回予想数値の通りになればNZ中銀はこれまでのスタンスを変えることなく、金利据え置きが予想されます。もし、予想を下回ることになっても、最近の消費者物価指数推移から判断すると金融緩和の懸念はないと思いますが、例えば雇用者数が連続マイナス等になると、何らかの影響(中銀コメントで先行き注視などの表現)を与えるかもしれません。
最近のNZドル弱い状況では、予想下回る数値が出た際はNZドルが売られ易くなります。(10月31日13:10、1NZドル=0.6848米ドル)
(以上)

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