ニュージーランドドル週報(2017年5月第三週)

ニュージーランド経済は引き続き緩やかな拡大基調を維持しており、5月15日に発表された第1四半期小売売上高も市場予想の+0.9%に対して+1.5%と

ニュージーランドドル週報(2017年5月第三週)

短期はNZ弱気。中期トレンドも弱気の流れ。

ニュージーランド経済拡大続く

ニュージーランド経済は引き続き緩やかな拡大基調を維持しており、5月15日に発表された第1四半期小売売上高も市場予想の+0.9%に対して+1.5%と大幅に上回る好数値となりました。自動車、食品、飲料、電気製品と幅広い分野で伸びており、好況であることを印象付けましたが、為替相場はトランプ米大統領の情報漏えい疑惑に係るリスク回避的な動きがより強く影響し、NZドル、NZ円ともに上値の重い展開となっています。

短期的なサポートラインを下抜け

チャートを見ると日足は、3手連続陰線引けとなり、この間に4/27に付けた76.13を直近安値とする短期的なサポートラインを日足の実体ベースで下抜けて始めています。また、77円台中ばにあった21日移動平均線の下にも入り込んでおり、短期トレンドに変化が生じています。現状は76.00-10にある中期的な下値抵抗守っていますが、これを割り込んで終えた場合は新たな下落リスクに注意が必要です。日足の上値抵抗は77.40-20、77.90-00に、下値抵抗は76.00-10にあります。

週足の形状悪化、下値リスク要警戒

一方直近の週足は、上ヒゲがやや長く、実体の小さい陰線引けとなり、この足が、79.15にある31週移動平均線を上抜けられずに押し戻されて、下値リスクが高い形で終えており、今週は上値トライに失敗した反動から下値トライの動きが強まっています。現状は76.68にある62週移動平均線をかろうじて守った状態にありますが、昨年6月に付けた69.33を起点とするサポートラインの下で推移しており、下値リスクがより高い状態に変わりありません。中・長期的な下値抵抗が76.00-10にありますが、これを守りきれずに越週した場合は新たな下落トレンド入りの可能性に要注意。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は79.30-40にあります。31週移動平均線は79.15に位置しており、先週の上値トライでもこれを上抜けきれずに反落しています。また62週線は76.68に位置しており、現状はかろうじて守った状態ですが、週足の形状が悪化しており、下値リスクに警戒が必要です。また、31ヵ月移動平均線も80.76にあり、この下に入り込んで中期トレンドも弱い状態にあります。

短期はNZ弱気。中期トレンドも弱気の流れ。

NZ/円【週足】:(5/18現在31週移動平均線は79.15にありこの下に入り込んで下値リスクが高い状態にあるが、62週線は76.68にありかろうじて守って小反発の可能性を残している)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がりと弾劾問題 ◎↓
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の財政政策による経常赤字の拡大
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・イタリア銀行の問題収束へ ○ 
    ・マクロン仏大統領誕生と大衆迎合主義、極右政党の台頭沈静化 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・資源価格下げ止まり ○→
    ・金融緩和策の継続見通し ○↓
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・意外に堅調なNZ経済 ◎↑ 
    ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・中銀のNZ安誘導コメント △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・クーデター未遂と政情不安による海外資金の流出 ◎↓
    ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・ISによるテロの激化と難民流入の影響 ○
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・資源価格の下げ止まり ◎↑
    ・金価格反発  △↑
    ・ズマ大統領によるゴーダン財務相解任と債務格付けのジャンク化 ◎↓
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る