ユーロ、薄商いの中ややチョッピーな動き(4/21)

週末のフランス大統領選を控えて、東京時間のユーロは様子見気分の強い流れの中小動きに終始しました。

ユーロ、薄商いの中ややチョッピーな動き(4/21)

ユーロ、薄商いの中ややチョッピーな動き

週末のフランス大統領選を控えて、東京時間のユーロは様子見気分の強い流れの中小動きに終始しました。昨晩は欧州時間に入りポジション調整と思われるユーロ買いにユーロは急伸、1.0778の抵抗線を2度まで試す動きとなりましたが抜けきれず、その後は急騰前の水準である1.071台中心の動きとなり、アジア時間終了まで継続しました。
しかしながら、本日も欧州時間に入るとユーロ買いが強まり、一時1.074に迫る勢いを見せましたが、17時過ぎの現在は1,072近辺での取引と薄商いの中ややチョッピーな動きとなっています。

先ほど発表となった欧州圏製造業PMI指数は事前予想をやや上回る56.8と発表されましたが、イベント前の市場は指標には反応薄。

23日に投票が行われるフランス大統領選挙は、上位4候補が僅差のままで第1回投票を迎えることとなりました。過半数を取れる見込みの候補者はいないことから、上位2名による決選投票が予想されますが、首位の極右国民戦線のルペン党首と急速に票を伸ばしてきた極左のメランション氏の組み合わせがリスクシナリオでEU離脱の国民投票への道が開かれることとなります。ルペン党首と他の二者の組み合わせであれば、極右が決選投票で勝利する見込みは無いとされていて、リスクオンのユーロ買いの流れとなるのが単純化された図式です。
仮にリスクシナリオ顕現となった場合には週明けユーロは年初来の安値1.04レベルまでの下押し、それ以外の場合には1.0778の抵抗性を超え1.09を目指す動きが予想されます。


ただ、昨年来、事前の世論調査にも、その後の単純化された反応の図式にも市場は何度も裏切られただけに疑心暗鬼とならざるを得ない状況です。ユーロ圏第二位の経済力を誇るフランスとEUの関係はやはり無視できず、これから月曜までの市場は波乱含み。
 
投票は日本時間の月曜早朝大都市で3時その他の地域では2時(訂正×五時ごろ)に締め切られ、同午前中には結果が判明すると見られます。

序盤の欧州株価指数先物は軟調に推移。

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