A$円短期トレンドは強気を維持(2017年2月第三週)

2月16日に発表されたオーストラリアの失業率は5.7%、新規雇用者数は+1.35万人といずれも市場予想より良い結果となりました。

A$円短期トレンドは強気を維持(2017年2月第三週)

豪ドル/円、短期トレンドは強気を維持。88〜90円に長期的な上値抵抗あり。

2月16日に発表されたオーストラリアの失業率は5.7%、新規雇用者数は+1.35万人といずれも市場予想より良い結果となりました。フルタイムの雇用者数が減少したものの、経済が緩やかな拡大基調にある中で、雇用市場も安定的であることを市場に印象付けました。オーストラリア中銀は景況感が良好な背景には世界経済の先行きに明るさが見えること、商品価格の上昇に加えて、通貨安(対ドル)の基調が続いたことなどをあげていますが、通貨の動向には引き続き注視する姿勢を示しています

チャートを見ると、日足は86.30〜86.50ゾーンにあった、強い抵抗を上抜けて新たな上昇トレンドを形成する動きに入っており、短期トレンドは非常に強い状態を維持しています。また、豪ドルが対ドルでも堅調であることも豪ドル急落に繋がり難くなっています。日足の上値抵抗は88.10-20、88.80-90に、下値抵抗は86.80-90、86.30-40にあります。短期トレンドは86円割れを見ない限り、豪ドル強きの流れを維持します。21日移動平均線は86.34にあり、短期トレンドをサポートしています。また、120日、200日移動平均線は82.19と、80.59に位置しており、中期トレンドも豪ドル強気の流れを維持していますが、短期移動平均線とのかい離がやや大きくなっていることから調整的な動きにも注意が必要です。

一方週足は、タクリ足の陽線引けとなり、85円台の下値抵抗に跳ね返されて越週しています。今週は上値トライの動きが先行しており、中期トレンドも強い状態を維持していますが、88〜90円ゾーンは長期的な上値抵抗ポイントが散在するため、このゾーンでの豪ドル買いも慎重に臨む必要がありそうです。週足ベースで見た強い上値抵抗は88.20-30、89.10-20に、下値抵抗は86.50-60、85.90-00にあります。31週、62週移動平均線は81.46と81.66に位置しており、中期トレンドは豪ドル強気の流れが継続中ですが、31ヵ月移動平均線が87.72に位置していることや、長期的な上値抵抗が88円超えから厚くなることから、87〜88円台を月足ベースで上抜けきれない可能性にも注意が必要です。

豪ドル/円、短期トレンドは強気を維持。88〜90円に長期的な上値抵抗あり。

豪ドル/円【週足】:(2/15現在31週移動平均線は81.46に62週線も81.63にあり、短・中期トレンドは豪ドル強気の流れにある)

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