FOMC前の調整に株・為替とも早くも押し目
昨晩海外市場で116円台の高値から反落したドル円は朝方115円割れの水準で取引されました。
日経平均もオーバーナイトで先物に調整が入った流れを受けて朝方19,060円まで下押ししましたが、日中は押し目買いが入り徐々に値を上げる展開に。
結局前日比+95円の19,250円と終値ベースでの年初来高値を4日連続更新する形で短時間のポジション調整を終了しました。
株価の上昇に歩調を合わせドル円は115円台を回復。東京時間終盤には115.39まで上昇しています。
午前中に発表された中国の鉱工業生産、小売売上高はそれぞれ前年比6.2%、10.8%増加して中国の景気の持ち直しを裏付ける結果となりました。
短時間の調整終了は株式市場の楽観的な見通しと押し目買い意欲の強さを物語るものです。明日のFOMCでよほど番狂わせの内容が出てこない限り、為替はともかく株式に関しては再度上昇軌道に乗る可能性が強いものと思われます。
序盤の欧州株価指数先物は概ね堅調に推移しています。
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