FF先物の推移
9月FOMC後にFF(フェドファンド=政策金利)の先物は全体に取引水準がより速く大きい利上げを織り込んでの取引となってきました。
チャートは上から2022年12月、2023年3月、6月、9月の取引水準を金利に換算したものですが、直近では若干下げてきているものの、12月が4.00%水準、2023年3月には4.50%水準となっています。先に行くほど急激に金利が上昇してきている様子がわかります。
FF先物とFOMC開催日にはずれがありますので、それらを考慮した利上げの織り込み度がCME公式情報として発表されていますが、それによると11月FOMCの利上げ織り込み度が0.75%、12月が0.5%と合わせて1.25%となり、12月の政策金利は4.25%を前提とした取引となっていることがわかります。
ちなみに、2023年1月FOMCで0.25%の利上げにより4.50%となり、この水準がピークとなりピーク金利が2023年7月まで継続、2023年9月以降は緩和の可能性を織り込んでいます。FOMCのドットプロット(金利見通し)では2023年中の緩和は無いという見通しでしたが、ここ半年は常にFF先物市場にFOMC結果が寄せていくということを繰り返してきましたので、気にしておきたい動きと言えるでしょう。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.23
東京市場のドルは154円台後半でのもみ合い、 155円手前の壁は分厚いか(24/4/23)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、目立った売買材料が観測されないなか、154円台後半でのもみ合いとなった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.04.23
ドル円 155円に接近、当局介入スタンスにも注目(4/23夕)
東京市場はほぼ横這い推移。155円の節目を前に上げ渋りの様相で、20ポイント程度のレンジ取引だった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.04.23
ドル円午前の高値154.84、高値圏でのもみあい継続 (4/23午前)
23日午前の東京市場でドル円は、高値圏でのもみ合い。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2022.09.30
ドル/円はレンジ続くか、欧英情勢に要注意(9/30夕)
30日の東京市場はおおむね揉み合い。144円半ばを中心としたレンジ取引で方向性は乏しかった。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。