FF先物の推移
9月FOMC後にFF(フェドファンド=政策金利)の先物は全体に取引水準がより速く大きい利上げを織り込んでの取引となってきました。
チャートは上から2022年12月、2023年3月、6月、9月の取引水準を金利に換算したものですが、直近では若干下げてきているものの、12月が4.00%水準、2023年3月には4.50%水準となっています。先に行くほど急激に金利が上昇してきている様子がわかります。
FF先物とFOMC開催日にはずれがありますので、それらを考慮した利上げの織り込み度がCME公式情報として発表されていますが、それによると11月FOMCの利上げ織り込み度が0.75%、12月が0.5%と合わせて1.25%となり、12月の政策金利は4.25%を前提とした取引となっていることがわかります。
ちなみに、2023年1月FOMCで0.25%の利上げにより4.50%となり、この水準がピークとなりピーク金利が2023年7月まで継続、2023年9月以降は緩和の可能性を織り込んでいます。FOMCのドットプロット(金利見通し)では2023年中の緩和は無いという見通しでしたが、ここ半年は常にFF先物市場にFOMC結果が寄せていくということを繰り返してきましたので、気にしておきたい動きと言えるでしょう。
オーダー/ポジション状況
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