ユーロドル1.02付近、引き続き方向感出ず
29日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1.0197レベルで取引が始まったユーロドルは、日中、米長期金利が低下傾向となったため、夕刻にかけ1.0220レベルに上昇しました。しかし、夕刻欧州勢参入後米長期金利が上昇に転じたことでユーロドルは反落、一時1.0186の安値をつけた後、東京時間19:00現在は1.0200レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、ユーロドルはイタリア政局不安、欧州経済先行き不透明感に、指標の不冴えも加わって米国時間朝方にかけ1.0114まで下落しましたが、米2QGDPの予想外のマイナスに、米長期金利が急低下するなどしたことから1.02近辺まで戻してアジア時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは昨日からの上昇で1.0182レベルを下降中の21日移動平均線をかわして上に出てきましたが、水準的にはレンジは1.0110-1.0280とやや広いものの、おおむね膠着状態といってよい横ばい推移が続いています。
序盤の欧州主要株価指数は、企業収益への期待とFRBの極端なタカ派姿勢回避の安堵感にほぼ全面高。今晩この後は21:30に米6月個人所得・消費支出、6月PCEコアデフレーター、22:45 にシカゴ購買部協会景況指数、23:00にはミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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