ユーロドル、1.07近辺で方向感に欠ける取引
8日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.0703レベルで取引が始まったユーロドルは、日中、米10年債利回りが3%を回復するなど、米長期金利の上昇にじりじりと値を下げる展開となりました。夕刻一時1.0671まで下げた後、東京時間18:30現在は1.0692レベルまで戻して取引されています。
夕刻発表された欧州圏の1QGDP確報が前年比5.4%と速報の5.1%から改善したことが、夕刻のユーロをサポートしています。
昨晩海外市場でユーロドルは、欧州のスタグフレーション懸念が高まり欧州株が下げて始まったことから、米国時間序盤にかけて1.0652まで下落しました。しかし米国時間に入り米株価が急反発したことで持ち直し、1.07台を回復して東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは引き続き21日線と一目均衡表の「雲」の下限の間を横ばい推移。週末には「雲」は大きく垂れ下がってくることから持ち合い継続の余地は限られてきており、明日のECB理事会の結果等受け上下どちらに動くかによって、テクニカルの様相は大きく変わってきそうです。
序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後23:00に米4月卸売売上高、23:30には週間原油在庫統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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