ユーロドル、1.07台後半中心の方向感に欠ける動き
7日の東京市場でユーロドルは1.06台後半中心のもみ合い。朝方1.0696レベルで取引が始まったユーロドルは、時間外の米株先物が軟調推移した流れを受け、午前中は緩やかに下落。午後は米株先物が一旦下げ止まったこともあり乱高下。1.0665-1.0700レンジでもみ合ったのち、欧州勢参入とともに一旦1.0705まで上値を拡大しました。しかし、すぐに反落し、東京時間18:00現在は1.0682レベルで取引されています。
昨晩海外市場では独仏休場の薄い市場の中で、米長期金利上昇に伴い欧州序盤の高値1.0705からほぼ一方向で下げ、1.07割れの水準で東京時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは昨日からの下落で転換線(本日1.0707)を下抜けてきました。結局一目均衡表の「雲」下限(本日1.0766)、中期下降チャネル上限(同1.0760)には一度もタッチすることなく、一旦、ユーロ買いが収まった形となっており、中期のユーロ売りトレンドは破られていません。一方短期でユーロ売り地合いに転じたかといえば、そういう感じでもなく、下方向は1.0619レベルを上昇中の21日線か、その下の基準線1.0568まで実勢値が下りてくるとようやく中立的なイメージとなってきます。
序盤の欧州主要株価指数は米欧の金融引き締め観測が強まり軟調に推移。今晩この後は21:30に米4月貿易収支の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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