オーストラリアの第3四半期GDPの予想
明朝、豪州の2021年第3四半期GDPが発表されます。
(今回発表予想)11月30日12時現在
2021年2QのGDPは前期比・前年比共に予想を上回りました。前回2Qは前年コロナ直後の大幅マイナスでしたので、前年比は大幅な伸びとなっています。
今回の第3四半期はシドニーを中心に、コロナウィルスのロックダウン中でしたので、大幅なマイナス予想になっています。
上図(1)を見ると、過去のGDP伸びのトレンドライン(青の斜線)を回復できずに停滞しています。
因みに、中銀の2021年末のGDP予想は前年比+3.0%(11月時)になっています。8月時の+4.0%から下方修正されました。今回予想通りの数値と仮定すると、第4四半期のGDPは前期比+3.2%で達成可能になります。レンジ下限が出ると、それだけ厳しくなります。
豪ドル対米ドルは「10月住宅建設許可件数」と「シカゴポジション310」をご参照願います。明日の数値は悪い結果出た時に、材料出尽くしか、一段安狙いになるかを注目したいと思います。(11月30日14:50、1豪ドル=0.7112米ドル)
オーダー/ポジション状況
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