ユーロドル1.12台後半をじり安推移
22日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.1289レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じりじりと値を下げて、夕刻には一時1.1260の安値をつけ、先週末につけた年初来安値1.1250を再び試す動きとなっています。
先週末は米金利の上昇とドルの強さに加えて、欧州地区でのコロナ感染再拡大が材料視され欧州通貨全般が軟調推移。ユーロドルもオーストリアやドイツでの感染者数増加やロックダウンにかかわる報道に欧州時間に急落して上記の約1年4ヶ月ぶり安値を記録しています。
テクニカルにはユーロドルはユーロ売り地合いが継続。すでに、2020年3月安値1.0636からの上昇の61.8%戻し1.1290は達成し、同76.4%戻し1.1040までの下値余地が拡大しています。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は24:00に米10月中古住宅販売および、ユーロ圏11月消費者信頼感速報値の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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