米8月鉱工業生産指数の予想(21/9/15)

日本時間2021年9月15日22時15分に発表予定です。

米8月鉱工業生産指数の予想(21/9/15)

米8月鉱工業生産指数の予想

本日は、9月NY連銀製造業景況指数の発表45分後に、8月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。前回7月は両指数共に予想をやや上回る結果になりました。8月は更に伸びる予想となっています。

米8月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2021年9月15日9時00分現在)

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)

前回7月の鉱工業生産指数(IP)は予想を上回りました。コロナ後のIPは堅調に拡大傾向を辿っています。上図はIPとNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線を合わせたものです。過去のパターンではNYが上昇すると時間経過でIPが追随し、NYが下降すると時間経過でIPが下がってきます。現在は上図〇印の様に、まだNYの拡大傾向が継続していますので、それに追随する形でIPもまだまだ右肩上がりを続ける可能性が高くなっています。今日先行してNYが発表されますが、仮に今回のNYが悪くても、過去の傾向ではIPはさほど心配する必要はなく、少なくともトレンドとしてIPはまだ右肩上がりを続けと思われます。

下図はドル円の週足チャートです。昨日の米8月消費者物価指数時に添付した日足チャートでは目先のサポート109円65銭をヒゲで割り、終値では維持しました。現在のスポットは再度割れており、短期的にドルが弱い状態になっています。
週足では、2020年3月底値からのサポートA(=103円90銭)と2020年2月高値からの抵抗線B(=111円60銭)で収斂しています。流れは2021年になってからドル高でしたが、年始底値からのサポートC(=113円40銭)を切れてからは、やや下値リスク(AとBのレンジ内でA方向を狙う流れ)が高くなっています。現在はD(=109円30銭)とE(=110円50銭)で収斂しており、今はその下限を試しています。今週末でDを維持出来るか否かとなります。万一、下限を切れた場合は4月下旬の107円48銭(=F)のダブルボトム狙いの流れとなりそうです。一方でEを越えれば再度Bの抵抗線狙いになります。
ただ、ここ数週間の流れを見ると来週22日のFOMCまでDとE間でレンジ推移になりそうです。今週の経済指標がブレークしてくれるか注目したいと思います。

米8月鉱工業生産指数の予想 2枚目の画像

(2021年9月15日11:15 1ドル=109円59銭)

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