ユーロドル1.18台後半中心、安値圏で横ばい推移
21日の東京市場でユーロドルは方向感なく推移。先週のFOMC以降のユーロ安の流れを受け、朝方1.1857レベルで取引が始まったユーロドルは、手掛かり難から1.1848-85レンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後はやや上値を拡大し、東京時間18:00現在は1.1893レベルで取引されています。
ユーロドルは先週のFOMC以降大きく地合いをユーロ売りに傾け、その後も連日階段状に下げ続けた結果、テクニカルには一目均衡表の「雲」の下に出ています。本日はここまでの安値1.1848が先週末の安値と面合わせしており、年初来安値1.1704から5/25直近高値1.2267までの76.4%戻し1.1837を前にいったん下げ渋った形です。すでに主要な移動平均線等はすべて下抜けてきており、上記1.1837をブレイクした場合には、年初来安値1.1704そのものがターゲットとなります。
序盤の欧州主要株価指数はアジア株安を受けほぼ全面安。今晩この後は21:30にシカゴ連銀全米活動指数の発表がある他、ECBのラガルド総裁が23:15から欧州議会で証言、また、FRBも22:45からセントルイス連銀のブラード総裁とダラス連銀のカプラン総裁のディスカッション、28:00にはNY連銀ウィリアムズ総裁のスピーチも予定されており、先週来米欧の金融政策への思惑が相場を大きく動かしてきた中注目が集まりそうです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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